親子の気持ちのすれ違いはどうしたら解消できる?【ピットインカード製作 秘密じゃない裏話vol.1】

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「誰でも楽しく簡単に、子どもの隠れた悩みが『パッ』と解決するようなことができたらいいのにな!」そんな想いで開発したピットインカード。発案からの製作秘話をお届けします。ご家庭での親子のコミュニケーションがさらに素敵なピットインタイムになりますように♪

もくじ

ピットインカードとは?

ピットインカードとは、日本親子コーチング協会の代表理事である、原潤一郎が発案者となり開発されたコーチングカードです。子どもの心の専門家として10,000名以上の親子との関わりを通じて、子どもの気持ちが親に伝わらないことによって、親子の気持ちにすれ違いが起こっていることに着目。
子どもの語彙力に関係なく、素直な気持ちをわかりやすく親に伝えられ、親御さんもお子さんの気持ちをしっかりと受け止められるような「子どもの隠れた悩みが『パッ』と解決できるようなツールを作りたい!」
そんなきっかけで作られ、書籍化もされ、現在世界中で愛用されているコーチングカードです。

と、ここまで真面目に書きましたが、
ここからはボクらしく、少し砕けて書きますね^^

子どもが「夢」や「悩み」を親に話さなくなる3大理由

ちょいと聞いとくれ!
「うちの子、悩み事とか夢とかを話さなくなってきたんです〜><」
というようなご相談をよくいただくのですが、

子どもたちにその理由を聞いてみると、大きく分けて3つ理由がありました。
(500名以上の小学生に本当に話を聞いたので、かなり確証ありまっせ!)

子どもが親に悩み事を話さなくなる3大理由

①親に迷惑をかけてしまうかもしれないから
②親を悲しませてしまうかもしれないから
③親に迷惑をかけて、忙しくしまうかもしれないから

子どもたちは本当にやさしい!
そして、「かもしれない」というように、大好きなパパやママのことを
思いやる気持ちが相談のしづらさを生んだりしているみたいなんです。

「な〜に言ってんのよ!あんたのことが1番大切だから気を使うんじゃないよ〜」
っていう親心とは裏腹に、子どもたちはそんな風に感じてる。
いや、「感じさせちゃってる!」と言った方がいいのかもしれないですね(汗)

じゃあ夢を話さなくなる理由はなんだろう?

子どもが親に夢を話さなくなる3大理由

①夢を否定されたくないから
②夢がわからなくなったから
③プレッシャーをかけられすぎるとイヤだから

むむ!
こりゃ親としては複雑な心境ですなぁ!


だけどですね!
子どもたちに「1番応援してもらいたい人は誰?」って聞いてみると、

ほとんど全ての子はちょっとハニカミながらも
「パパ!」「ママ!」なんて言ってくれるんですよ^^

やっぱり、大好きな人からの応援は、
なによりもチカラになるってもんじゃ〜(じじ臭い言い方で、すんません笑)

親子の気持ちのすれ違いを解消するには?

それでですね!親御さんにも子育てに関するお悩みを聞いてみたんです。
すると「うちの子、何も話してくれないんです」と話してくれた親御さんがいました。

なのでそのお子さんにも話を聞いてみました。
すると「ママ、何も聞いてくれないんだよね!」

ん・・・ん〜〜〜!!!何が起こっとるん?

親は「聞きたい」と思っている。
でもお子さんは「聞いてくれない」と言っている。
親子の間で、気持ちが見事にすれ違っていると思ったんですね!!


もうちょっと話を聞いてみると、
実はそのお子さんは、お母さんにちゃんと話をしていたのです。

でも子どもは大人と比べると言葉のボキャブラリーが少ないが故に、
自分の気持ちを言葉として上手に伝えきれていなかったんですよぉ

どうしても言葉よりも感情的な表現が多くなっちゃって
親御さんも「ちゃんと言いなさい!」と、イラッとする。

子どもからすると、
「ちゃんと伝えてるのになんでわかってくれないんだ!」

その結果が
親は「うちの子ちゃんと話をしてくれない」
子どもは「ママは聞いてくれない」
という気持ちのすれ違いを生んでしまったみたいなんですね


前置きが長くなってしまいましたけど、
「親子の気持ちのすれ違いを解消するためには?」と考えてみると、

「気持ち」というのはなかなか目に見えないからこそ、
「気持ちが目に見えてわかる!」そんなツールがあったら、
親子の気持ちのすれ違うを解消できるのではないか?と思ったんです。

「本当に大切なものはね、目には見えないんだよ」
by サン=テグジュペリ(星の王子さまより)

「本当に大切なものはね、目に見えるようにしてあげたらいいんだよ」
by 原潤一郎(じゅんコーチ)

答えはいつも「子どもたちの好奇心の中」にありました

「コーチが近くにいなくても、親子で気持ちを分かち合える家庭が増えたらいいな〜」
なんて思いながらボクは、公園のベンチに座ってポテトチップスのワサビーフを食べていました(小学生か笑)

すると遠くに小学生の子達が楽しげにキャッキャやってて
「おっ!なにやってるんやろ?」と思って見に行ったんです(不審者やんか〜い笑)

小学生たちはカードゲームをして楽しそうに遊んでたんです。
それであまりにも仲良く遊んでいるもんだから、

「みんな学校でも仲良いの〜」なんて聞いてみると
「今日初めて会ったんだよ〜」って言うではありませんか!!

ボクは本当にビックリしちゃって、
その瞬間、「ビビビ!」ときちゃったわけです。

「子どもたちは気持ちを話さないわけじゃなくて、
 初対面の子同士でもカードがあるだけで
 こんなにも感性豊かに話ができるんか〜い!!!」



ピットインカードのコンセプトが固まった瞬間でした。
「言葉にしずらい気持ちも表現しやすいカードにしよう!」




今回のお話は
2017年のとある春の日の出来事でした。


ピットインカードはちょうどその1年後。
2018年の春に完成するだなんて。。。

夢にも思っていました笑
いや、夢に出るくらい、いつも思っていたのでした笑

その後の紆余曲折 試行錯誤はまた次の記事で
お話ししますね^^

じゅんコーチでした




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この記事を書いた人

原潤一郎(じゅんコーチ)のアバター 原潤一郎(じゅんコーチ) 日本親子コーチング協会 代表理事/作家/講演家/メンタルコーチ

世界初となる「子ども向けコーチングスクール」創設者。
子どもの隠れた悩みがパッと解決する魔法のカード「ピットインカード」発案
著書「魔法のピットインカード」(日本文芸社)「教師のための叱らない技術」(明治図書)
軽井沢とビートルズがLOVEな一児のパパ

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