子どもたちは感受性が豊かであるものの、言葉のボキャブラリーは大人と比べて多くはありません。それが故に、子どもたちが思っている本音が、パパやママに届かないことも多々あります。この記事では、じゅんコーチがコーチングで引き出していった子どもたちの本音を、パパとママに通訳してお届けします。ぜひ受け取っていただければ幸いです。
じゅんコーチ!実はうちの子、夢を話さなくなってしまったんです。
ついこの前までは、話してくれていたのですが、ちょっと心配になっちゃって・・・
なるほど〜!親としては気になりますよね〜!
実は、人が夢を語らなくなる理由って色々あるんです。
今日はヒカルくんという少年がその理由を教えてくれたので、
ご紹介しますね!参考になるといいな^^
エピソード【子どもが夢を話さなくなった納得の理由】
ヒカルくんと始めた出会ったのは、彼が小学4年生の時でした。
僕はコーチなので、何気なく
『ヒカルくんは夢とか将来やってみたいことってあるの』
と聞いてみました。
するとヒカルくんは、怪訝な顔をしてこう言ったんです。
『またかよ・・・』
『ん??またかよってどういうこと?』と聞くと
ヒカルくんは僕に、こう言ってくれました。
『なんで大人はいつも家でも学校でも
子どもにばっかり夢は何だ?って聞くんだよ・・・
全然フェアじゃない!大人も夢を言えって感じ!!』
ボクは衝撃でした!
確かにその通りだと思いました。
そして、ヒカルに謝りました。
『確かに〜!本当にそうだよね!!
そりゃ謝らなきゃだな!ごめんね!
ちなみにボクの夢はね・・・』
と、自分の夢を話しました。
するとヒカルは
『へぇ〜そうなんだ!』と、少し嬉しそうな顔をしてくれました。
そして、あっさり話してくれました。
『俺の夢はね、サッカー選手になることなんだよ。』
子どもに話して欲しいことがあるなら、まずはこれ!
僕がヒカルくんから学んだのは大切な教訓。それは、
『子どもは、大人が心を開いた分だけ心を開いてくれる』ということ。
4年生のヒカルくんに教えてもらいました。
『大人こそ、子どもにもっともっと夢を語るべし!』
そういえばボクも子どもの頃
オトンやオカンの夢、聞きたかったもんな〜!
『あなたが幸せに生きることが私たちの夢よ!』
って言ってくれて、嬉しかったけど、
子どもに対してというよりも、自分のやりたいことを聞きたかったんですよね。
応用「子どもにやって欲しいことを、親が率先してやる」
『子どもは、大人が心を開いた分だけ心を開いてくれる』
という法則に沿って考えてみると・・・
子どもに夢を話して欲しかったら、
まず先に、親が夢を語ってみる。
子どもに『今日は1日どうだった?』と聞くなら、
まず先に、親の1日を話してみる。
子どもに、言いにくそうな様子が見受けられたら、
親の子どもの頃の失敗談とかを堂々と話してみる。
(子どもって、親の失敗談が大好物です笑)
というような感じで、
どんどん親が先に見本を見せてあげることで、
子どもたちはとても話しやすくなるんですよ^^
よかったら試してみてくださいね!
私たちは大人として何ができるのか?
僕が出会った頃のヒカル君は
大人のことをほとんど信じていませんでした。
ヒカル君は、ものすごく元気で
電車に乗れば網棚に登ってしまったり
移動するときは、いつも走っている。
「何で走るの?」と聞けば「走ったほうが速いじゃん!」
(そりゃそうだ!)
よく言えば自分の気持ちに素直な子だけど、
周りの人たちからは
『あの子は自分勝手な子』という目で、ずっと見られ続けていました。
ヒカルくんが遊んでいれば
『こんなところで遊ぶんじゃない!』
ヒカルくんが何かを言えば
『でもそれは違う!』
そんなことがずっと続いていたそうなんです。
だからこそ、ヒカルくんの立場からすると、
【大人=自分の全てを奪う存在】だったんです。
そりゃ
『夢は何だ?』と大人に聞かれても
言うはずがありませんよね!
夢まで大人に奪われたくないですもん!
だから僕は、ヒカルくんが今まで出会ったことのない大人になろう!と思い、
肯定し続けました。
するとミルミル表情が緩くなって、話し方も優しくなり、
僕のことを
『じゅんは生まれて初めてできた、大人の親友だよ』
とヒカルくんは言ってくれました。嬉しかったな〜
20歳になった今でも、変わらずに仲良くさせてもらってること。本当に幸せです。
まとめ
今日のお話はいかがでしたか?僕自身もこの話を書きながら、改めて、「子どもへの質問マシーンになってないかな?」と振り返るいい機会をもらったと思っています。
「大人が心開いた分だけ、子どもも心を開いてくれる」。ママ自身の子どもの頃の話など思い出してみることは、とても面白いと思います。よかったらぜひ、お試しください
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
毎日が親子日和!今日もいい日だ〜♪
じゅんコーチでした
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