効果絶大!「子どもが家でピアノの練習をしない」ときの親の関わり方

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ピアノに限らずですが、習い事はレッスン中以外の時間にも練習ができるとドンドン上達しますよね!だけど練習を習慣化させることって、一苦労。「練習しなさい!」とついイライラも募ることもあるかと思います。
ということでこの記事では、家の中で簡単に実践できる!お子さんへのアプローチ方法をご紹介します。

もくじ

【お悩みの状況】家でピアノの練習をしないんです

じゅんコーチ!うちの子は小学4年生の女子です。
本人が「ピアノをやりたい!」と言ったのですが、家ではなかなか練習をしません。
発表会もあるし、レッスンにもついていけなくなるので、家の中で練習をしてほしいのですが、家ではYouTubeばかりで、イライラします。
どうしたら良いでしょうか?

なるほど〜!そりゃイライラするのも無理ないですよ!

「先生にご迷惑かけるんじゃないか?」
「遅れをとってほしくない!上手くなってほしい!」
「毎月、月謝払ってるのよ!」
「あんたがやりたいって言ったんでしょ!」

親ってのは、お子さんへの期待や心配など、いつも色んな気持ちを抱えていますもんね!

今日のお話は、じゅんコーチが実践するアプローチ方法をご紹介したいと思います。そしてこの方法は、色んな場面で活用できるので、早速試してもらえると嬉しいです!

家の中で練習をしたがらない理由

ぶっちゃけ、「つべこべ言わずに練習せい!」と言いたくなると思うんです。

だけど、押し付けすぎてしまうと、
「言われなきゃやらない。」
「もうイヤだ!」と反発する!


というように、自立とは逆の方向に行ってしまうかもしれません(恐ろしいですね〜)
スキで始めた習い事自体がキライになってしまったら、私たち親も切ないですよね〜!

「なんで家で練習しないの!」と聞いたところで、納得できる答えが返ってこないこともしばしば。
でもお子さんなりに、練習をしない理由もあるので、その代表例をご紹介しますね。

もちろん、「そんな考え、あま〜い!!」と言いたくなるかもしれませんが、
お子さんの気持ちや状況に共感するところから、全ては始まります。
まぁまぁ!まずは受け取ってもらえると嬉しいです^^

あなたのお子さんに当てはまりそうなものはありますか?

自分の時間が欲しい

丸一日、学校で勉強をがんばってきたからこそ、家の中ではホッとくつろげる時間が欲しい。
親としては「くつろぐのはいいけど、その時間が長すぎるのよ!」と言いたくもなると思いますが、
お子さんにとってはリラックスできる至福の時間なんですね!

学校で勉強をがんばってきて、自分の時間が欲しいんだもん!

色々言われるのがイヤ

「また同じところで間違えた!」「なんでできないの!」と口出しされると、家の中での練習も息が詰まってしまいます。できないことを色々言われるから「家の中で練習したくない!」と言う気持ちにもなってしまいます。

できないから、がんばってるのに・・・
もうイヤや〜!!

練習する目的がわからなくなっている

人は、「目的」や「やる意味」がわからないことってモチベーションが上がらないんです。もしボクが急に「この計算問題を100問やっておいて!」と言われたら、「えっ!なんのために!意味わからん」って言いたくなりますもん。

発表会も緊張しちゃうからイヤだし、
ピアノが弾けなくたって生きていけるし〜・・・
あたしゃ、なんのためにやってるんだろう?
(ここはどこ?あたしは誰?)

他に気になることがあって手につかない

学校から帰ってから寝るまで●時間。やりたいことも、やらなきゃいけないことも、気になることもたくさんある。
限られた時間の中で優先順位を立てるのは、大人でもなかなか大変なことですよね。やることがたくさんあると、プチパニックになって、結果、「何も手につかない」。そして言われる。「ご飯できたよ〜」「お風呂入りなさい!」「早く寝なさい!」「宿題できてない?さっさとやりなさい!って言ったじゃない。」
こうなると自己嫌悪への道まっしぐら!になってしまいますね。

あ、あたしゃ、なにをどうしたら
良いのでございましょう・・・

もうやる気がない

色んな理由が重なって、人はやる気が湧かなくなってしまうんです。そしてやる気がない状態の時にやっても、やらされ感でいっぱいになるから、適当になったり、当然上達しずらくなりますよね。家での練習も意味も見出せなくなってしまうんです。

もうご勘弁を〜!本当は辞めたいんです〜
「ピアノやりたい」なんて口走った、あの時のあたしのアホ〜

じゅんコーチ推奨!6STEPのアプローチ

①お菓子を一緒に食べながら話を聞く

まずは気分良く、気楽に話しをしてもらえる環境づくりをしてみるのはどうでしょうか?
お菓子を食べながら!や、一緒にお風呂に入りながら!のような身も心も緩んでいる時に、やさしい口調で話を聞くと、お子さんの心も緩んできて、きっと素直な気持ちを話しやすくなるんです。

②効果絶大!「でも」「だけど」「だって」を一旦封印

「なんで家で練習しないの?」と聞いて、「だって◯◯なんだもん!」と言われると、「だってじゃない!」と、つい否定する言葉を言いたくなっちゃうと思うんです。そうすると、「だっての応酬合戦」になって、何も変わらないどころか、「何を言っても否定される!」とお子さんに思われちゃうかもしれないですね。

なので、「でも」「だけど」「だって」と言いたくなる言葉を、一旦ゴクリと飲み込んで。
その代わりに「そうなんだぁ♪」「そうだったんだねぇ♪」「そう思ってたんだねぇ♪」という、受け入れる言葉を伝えてみてください。
これ、効果絶大ですよ〜

③爽やかに「ありがとう」を伝える

素直な気持ちを受け取ってもらえると、お子さんも心がフワッと軽くなります。そして追い打ちをかけるかのように、ニコッとしながら爽やかに「話してくれてありがとうね!」と伝えてみてください。
それだけで、「ママ〜!」と嬉しそうに泣きながら、ママにハグをしてくれた子もいるんですよ^^
気持ちを受け入れるだけでも、つっかえていたものが解放されて、ピアノを弾き始める子もいるんです。
今まで言いたくても言えずに辛かった証拠やねん。いっぱいがんばっていんだね!

④習い事に関する子どもの気持ちを聞いてみよう

習い事に対して、親子で意見交換してみましょう。順番は①まずは子どもの気持ち②親の気持ちをオススメします。
親が最初に言うと、親の意見に引っ張られてしまうので^^
そして、お子さんの辛い気持ちも、楽しい気持ちも否定せずに、「そうなんだ〜♪」と受け止めていきたいですね!
ママの意見も我慢する必要はないですよ!ただ、親の意見を言うときは伝え方が大事なんです。

⑤親の意見を伝えてみよう

ここで、「ああしなさい」「こうしなさい」と言うと、今までの話が台無しになっちゃうこともあるので要注意。
親が自分の意見を言うときは、質問系 で伝えてみると、すごくいいですよ〜

例えば、「ママはこんな風にするといいかと思うんだけど、どう思う?」 って感じ。
意見の最後に「どう思う?」っていう質問を加えることだけで、YESかNOかの判断は、お子さんになるので、押し付け感がなく自分の意見を伝えられますね。

⑥作戦会議をして親子ルールをつくってみる

親子で気持ちを対等に並べることができたら、お子さんにとっても、ママにとっても、どういう感じでいると良いのか?を考える作戦会議ですね!
「上手くなっているところを褒めてほしい」「ニコニコ聞いてほしい」「もう1回!って言わないでほしい」のように、【やってほしいこと・やってほしくないこと】を、意識すればすぐに実践できるような親子ルールを考えてみると、お互い気持ち良く過ごせると思うんです。紙を一枚用意して、書き出しておくとさらに素敵ですね〜

【おまけ】ルールはときどき見直してみる

一度決めたら、永遠にそのルールが続くわけではなくて、新しく追加したり、変更したりして、時々見直してみるのもいいですね。何よりも親子で素直に話し合える関係性がとても大切なんじゃないかと思うんです。

さいごに

今日のお話の中で、一つでも二つでもお役に立てたことがあったとしたら、すごく嬉しいです。

楽しい時間はあっという間で、大変なときは永遠に続くと錯覚してしまう子どもとの時間ですが、
これからも、親子の未来を少しでも照らしていけるようなお話をしていければと思います。

ボクも現役パパなので、いつかこのブログで残していく話を息子が見たとき、
「あ〜、オヤジはこんな気持ちで育ててくれたんだ!」とか、
子どもが生まれた時、なんらかの羅針盤になってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

ということで、これからも一緒に親子での時間を楽しんでいきましょ!


ちなみに
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気軽に話しましょうねっ^^

今日も親子日和だ!
じゅんコーチでした


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この記事を書いた人

原潤一郎(じゅんコーチ)のアバター 原潤一郎(じゅんコーチ) 日本親子コーチング協会 代表理事/作家/講演家/メンタルコーチ

世界初となる「子ども向けコーチングスクール」創設者。
子どもの隠れた悩みがパッと解決する魔法のカード「ピットインカード」発案
著書「魔法のピットインカード」(日本文芸社)「教師のための叱らない技術」(明治図書)
軽井沢とビートルズがLOVEな一児のパパ

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