子どものやる気を引き出す方法は?親のサポート術と簡単なアプローチ

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この記事では、子どものやる気を引き出すための親の役割や具体的なアプローチについて詳しく解説しています。
「うちの子、どうしたらもっとやる気を出してくれるのかしら?」と思うことってありますよね?
実は親がどのようにサポートすることができるのか、具体的な方法を知ることで、子どもの成長を促進させることができるんですよ。
子どものやる気を引き出すためには、親が継続的に良い距離感で関わり続けることが重要です。
子どものやる気をサポートする方法を知ることで、大切なお子さんの成長や学びを促進することにお役立ていただけると嬉しいです。

じゅんコーチ、うちの子、なかなかやる気が出ないんです。
YouTubeとかゲームだったらやる気満々なんですけど、
どうしたらいいでしょうか?

じゅんコーチ

そうですよね〜!大人でもやる気が「でる時」と「出ない時」がありますし。では今日はまず「やる気」に関してのお話をしていきますね!

もくじ

やる気とは?「2種類のやる気」に関して

実は「やる気」って2種類あると言われています。

テンション系のやる気

【特徴】
・熱し易く冷め易い
・短期的で長続きしない
・気合や根性で上げることができる
・ずっとハイテンションではいられないので、短距離走のようなイメージ
・外発的動機付けとも言われていて、評価や賞罰、報酬や称賛のように
 自分以外の外部要素が関わってくることが多い

【テンションを上げる場面】
・受験の集会での『エイエイオー』のような掛け声
・お相撲さんなどの取り組み前の気合い入れ

モチベーション系のやる気

【特徴】
・静かだけど、消えない情熱の炎のようなイメージ
・長期的で持続的
・夢中になり時間を忘れて没頭してしまう
・目標というより、夢や希望などのワクワクするもの
・内発的動機付けとも言われていて、ワクワクしてたまらないもの。自分で決めるもの。

【モチベーションが上がる場面】
・ゲームや好きな子とのデートのように妄想が止まらなくなること
・絶対叶えたい夢などが見つかった時

たしかに!私が求めているのはモチベーション系です!
でも今まで「終わったらお菓子あげるから!」みたいな感じで、エサで釣ってました汗

じゅんコーチ

うんうん。あるあるですよね〜!気にしすぎないで大丈夫ですよ!
いつだって気がついたら変えられるんです!

ではここまでのことをまとめると、
テンションは上げるもの!モチベーションは勝手に上がっちゃうもの!って考えるとわかりやすいですね!

「努力は夢中には勝てない」という言葉があるけど、
夢中になっている人って、努力を努力とも思わないし、失敗しても失敗とも思わないんです。

日頃からの環境づくりとポジティブな関わりを大切にする

わかりました!いつもガミガミ「言っちゃう」けど、
今日から、「聞く」ということを心がけたいと思います。

じゅんコーチ

素敵な心がけですね!そしてニュアンス的には「聞く!」とか「聞き出す!」という感じよりも、子どもに「教えてもらう!」という感じでお話ができると、さらに素敵ですね!

あと、学校から帰ってきて「おかえり〜!今日はどうだった?」といきなり聞かれたりすると、子どもも準備が整っていないので、結構適当に返されることもあると思います。

なので、日頃忙しい中だと思いますが、できるだけ「いつでも話してきて大丈夫よ!」と思えるくらい、ドーンと構えておけるといいですね!

そして話をしたいと思う時、親も子も良い心の状態で話ができる方が、良いアイディアが出てきやすいんです。

なので、「一緒にお菓子を食べながら!」とか、「一緒にお風呂に入りながら!」とか、「一緒に布団に入りながら!」とか、親子共に心穏やかなリラックスした状態でお話ができると最高です!

子どものやる気を引き出すために、親がやる気を出してみる

「子は親の鏡」なんて言葉がありますが、実は親の口癖や普段の行動が、子どもにも刺激になることがたくさんあります。なので、「子どもに勉強のやる気をだしてほしい!」と思ったら、親である私たちが「勉強のやる気を出してみる!」というのはとても効果的です。

そして大切なのはその姿を子どもに見てもらうことです。
・ずっと気になっていた資格の勉強を、真剣にやっている姿。楽しそうにやっている姿を見てもらうのもいいですね!
・子どもに教科書を見せてもらって、自分も昔わからなかったことを勉強し直すのもいいですね!

 (子どもの気持ちがよくわかるようになります)

「勉強は苦痛」「めんどくさい」という不の感情ではなく
「勉強って楽しいな〜」「いろんなことが知れて嬉しいな〜」という快の感情を
親が体現していくことが大切になります

子どもは楽しいことが大好き!そして親のことも大好きなんです。
だから、大好きな親が楽しそうに勉強している姿をみせると、いつの間にか隣に座って子どもも勉強するようになるかも知れません。

子どもに求めることを、率先して親がやってみる!
これ、すごく効果がありますし、「子どもがやらない!」ということに関してストレスが溜まる毎日からも
徐々にではありますが、意識も変わっていくと思います^^

勉強のやる気を引き出す3つのステージ!お子さんの課題はどのステージ?

じゅんコーチ

大人も同じですが、子どものやる気って「何か大切なことが見つかってない」ことがとても多いんです。
なので、これから、そのお話をしていきますね!下の図に目を通してみてください。

①勉強のやる気が低い場合のアプローチ【発見の領域の子の場合】

【前提】
やりたいことが明確であると、人はワクワクやる気が出ます。
学校から帰ってきて「即効、ゲーム!」となる子はきっと下校している時から、
「ゲームがやりたくてしょうがない」という感じだと思います。
つまり、やるたいことを【発見している】という状態です。

【アプローチ】
「勉強をすると何が良いのか?」を発見できていない子はとても多いです。ボク自身もそうでした。
しかし、それを発見することができれば、学ぶことはとても楽しいものになります。

また、ゲームの場合であれば、できないことがあっても、なぜやり続けるのか?
それは「できるようになりたい!」と思っているからなんです。

勉強が嫌いになる理由として、「できないから!」という子はとても多いのですが、
その違いは何かというと、「できるようになったらこんなにもいいことが起こる!」ということが
見つかっていないからなんです。

だからこそ、「将来の夢」でも良いですし、好きな子から「頭いい!と言われたい」でも良いので、
お子さんのどこに、やる気の種が眠っているのかをコミュニケーションをとっていけると良いですね

「勉強が楽しい!」「好き!」という状態になれば、どんどんやる気は上がりますし、
「やりなさい!」という言葉からは、勉強=苦痛が伴ってしまうので、やる気は下がってしまうんです。

もし冷静に話を聞けなそうであれば、プロのコーチなどの専門家に相談してみるのもオススメです。

勉強のやる気が低い場合のアプローチ【実現の領域の子の場合】

【前提】
子ども自身が大切にしたいことを発見できると、自己チューになることがあります。
例えばご主人が「やりたいことが見つかったから会社を辞める!」といきなり言ったら、
「てめぇよぉ!」と言いたくもなりますよね?

子どもでも、「やりたい!」と言って親に反発されたら、
「なんでなの〜!こんなにもやりたいのに!」と、怒ったり、やる気がシュンとなってしまいます。

【アプローチ】
①自分らしく挫折しない方法 
②人に協力・応援してもらえる方法を一緒に考えましょう。

①例えば「海外で活躍したい!」と思って、英語の勉強をしようと本屋さんにいきます。(嬉しいですね)
 しかしその本の通りやってもうまくいく人と、うまく行かない人がいるわけなんです。

 うまくいけばそのやり方を続ければ良いのですが、
 うまくいかなかった場合、「僕は向いていないんだ」となりかねないのです。

 でも実際はあくまでも「その本のやり方が合っていなかっただけ!」と考えるようにしたいですね。
 気持ちを切り替えて、お子さんに合う、他の方法を探せばOKです!

②子どもにはうまくいってほしいけれど、いきなり奇想天外なことを言われたら、
 「あっ?何を言っとるんじゃ!」となってしまいます。
 でも子どもにとっては、家族から応援してもらえることが1番のやる気の源なんです。
 だからこそ、「は?」と思うようなことを言われても、「どうしてやりたいと思ったの?」
 「これをやったらどうなっていきそう?」と優しく教えてもらえると嬉しいです!

 そしてその上で、どういうスタンスで協力できるかを一緒に考えてみると、
 お子さんも喜んでくれるはずですよ

勉強のやる気が低い場合のアプローチ【実現の領域の子の場合】

【前提】
「やりたいことが見つかった!実現の仕方もわかった!」・・・でも、自信が、、
 という感じで心のブレーキがかかってしまうことがあります。
 そうなると「ボクには無理だよね」とやる気の火が鎮火しそうになることも・・・

【アプローチ】
①相槌を打って聞くことに徹する。
 まずは子どもが不安に思っていることをたくさん受け止めてくださいね
 そして「そっかそっか〜」「なるほどね〜」「そんな風に思ったんだね〜」など、
 受け止めるための相槌をたくさん打ってみましょう。
 人は「自分の気持ちを受け入れてくれる」「味方でいてくれる」というだけど、本当に強くなれますから。

②原点の気持ちを思い出す
 「なんでやろうと思ったんだっけ?」と原点になる想いを一緒に思い出してみましょう
 過去には、やる気があったきっかけが眠っているはずなので、忘れかけているあの時の気持ち。
 思い出すだけでも、効果は抜群です。

③勇気づけ
「がんばってきたね!」「ママはちゃんとみてたよ!」などと、
 ここまでがんばったお子さんをたくさん勇気づけてください。
 ぜひ、お子さんの心のお皿に、温かく優しい味のスープを注ぎ込むような気持ちで!

④感謝とエール
「話してくれてありがとね!」「ママはいつも味方だからね」などと、
 感謝と応援のメッセージを伝えてみてください。

あくまでも気持ちを受け入れることを大切に!
「やるって言ったじゃん!」と、辛い気持ちの子をさらに追い込むことは、避けるのをオススメします。

まとめ

今日は色々とありがとうございました
やる気って、一言で言っても深いし、コミュニケーションの取り方って
こんなにも大切なんだと思いました

じゅんコーチ

こちらこそ、ここまで聞いてくださりありがとうございました。

子どものやる気を引き出すためには、コミュニケーションがとても大切ですね。親と子の会話を通じて、お互いの気持ちを共有し合うのもとてもいいですね。
また、目標設定や計画のサポートも重要なので、親目線も大切ですが、できるだけ子ども目線に立って一緒にとりくんでいくと、それがお子さんの思考のクセにもなっていくので、楽しんでやっていけるといいですね

今回のお話の中で、少しでも拾えるところがあったとしたら最高に嬉しいです。
一緒にがんばりましょ^^

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この記事を書いた人

原潤一郎(じゅんコーチ)のアバター 原潤一郎(じゅんコーチ) 日本親子コーチング協会 代表理事/作家/講演家/メンタルコーチ

世界初となる「子ども向けコーチングスクール」創設者。
子どもの隠れた悩みがパッと解決する魔法のカード「ピットインカード」発案
著書「魔法のピットインカード」(日本文芸社)「教師のための叱らない技術」(明治図書)
軽井沢とビートルズがLOVEな一児のパパ

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